
築70年、当時のままの竈(へっついさん)と水屋・煙突の修繕をしたのみでまだまだ現役で使われています。

建築時は和室の4間取りの和室だったのを壁や天井はそのままに2間をLDKとし床は奈良の木、杉のフローリングにさせていただきました。

玄関から裏の勝手口まで続く土間は当時のままに

以前は外にお風呂やトイレがあったのを今回の工事で玄関横の納戸スペースに移動いたしました。

少し大きめの洗面脱衣室、部屋中奈良の木・杉板を張ることにより調湿効果がある為お風呂の湿気を吸っ〜と取ってくれます。

トイレは清潔感のある白色と杉板の温かい赤みのコントラストが最高ですね、扉は折れ戸を採用

当時の設えのままに、床は全面改修し断熱材を入れ新たに畳を設けています

before・玄関からの通り庭

before・玄関土間横の和室

before・和室〜床の間、梁を鳥居状に組み上げてある為に両はしに壁を設けなくてもしっかり耐震構造となっています。

玄関上の庇部分・当時の技術を駆使し良い仕事がされていたのがよくわかります。

before・和室〜縁側

before・正面が母屋部分、右がトイレとお風呂スペース、左は離となります

before・母屋2階部分の当時からの滑出し窓